ご紹介〜新入りをよろしくお願いします〜(2011年1月1日

当院のニューフェイスをご紹介します。

キャバダックス(キャバリア×M.ダックスのMIX)の「かるび」と「はらみ」です。

白茶の方がかるび(♀)で、性格はしっかりもの、トライ(白黒茶)の方がはらみ(♀)で、性格はおっとりのんびり屋さんです。

キャンディが亡くなって7ヶ月ほど経った9月末ごろに、知り合いの獣医師の先生の病院で里親を探している子がいる、というので写真を見せてもらったところ、一目見て気に入ってしまい、顔を見に行ったその日に我が家へ連れて来ることを決定してしまいました。

この子達は、いわゆる「ミックス犬」と呼ばれる、特定の異なる犬種をかけあわせて生まれた犬です。いち獣医師として、ミックス犬の飼育や繁殖を推奨するようなつもりは一切ありません。むしろ、ただの興味本位、物珍しさだけで異なる犬種を交配し、「変わった犬種」などと言ってペットショップなどで売られたりすることには少なからず抵抗を感じています。
しかしこの子達は、そのような目的とは無関係に、キャバリアの母とM.ダックスの父との間に偶々?(不注意?過ち?)産まれてしまったらしく、親が2頭で生まれた子犬が5頭、全部で7頭は飼い切れないので、里親を探していた、ということのようでした。

まぁ不妊手術も去勢手術もしていない雄と雌の犬を同じ室内で生活させていれば子供が出来てしまうのは当たり前なので、不用意と言えば不用意なのですが、私はその子たちの主治医でも何でもないため、これに関してはとやかく言える立場にはありませんし、なにより、生まれてきた子犬たちには罪はありません。

だから、いろいろなこと一切を全部ひっくるめて承知した上で、我が家の家族として迎え入れることになりました。

これから病院の方へも少しずつ「お目見え」の予定ですので、顔を見かけた際は、かわいがって頂けたらうれしく思います。

エル・ファーロのNEW FACE、かるびとはらみを、どうぞよろしくお願いします。

 

 

 


ご報告(2010年2月23日)

当院の看板娘であり、マスコット犬として皆様に可愛がって頂いておりました、キャバリアのキャンディが、2月20日(土)の早朝、心不全のため永眠いたしました。11歳と8ヶ月でした。

遺伝的にキャバリアに非常に多く発生する僧帽弁閉鎖不全症に加えて、三尖弁閉鎖不全症という、心臓の両心室の弁膜症を併発し、重度の慢性心不全と闘って来ました。数年前から腹水が溜まるようになり、2年半前からは定期的に;多いときで1週間ごとに1L以上の腹水を抜くようになりましたが、それでも本人は元気に、陽気に、楽しく暮らしているようでした。

病院内では、キャンディを比較的自由にしておりましたので、診察室や受付に挨拶に来たキャンディを見かけた方も多いことと思います。優しく声をかけて下さった方もたくさんいらっしゃいました。可愛がって下さった方々、どうもありがとうございました。

キャンディはとてもおっとりとした、おとなしく優しい性格の子でした。人間が大好きで、目が合った人には誰にでも尻尾を振って愛想を振りまくので、誰からも愛される子でした。また、獣医の家の子として育ったせいか、いやなことをされても一切文句を言わず、注射も採血も、じーっと我慢してくれましたし、腹水を抜くときでさえ、誰も押さえなくてもひとりで横になり、お腹に針を刺して腹水を抜かせてくるような、とても健気な子でした。ですから、時々新米の獣医師や看護師、あるいは学生さんが実習に来たときに動物の押さえ方の練習台になってもらったときも、あまりにおとなし過ぎて何の練習にもならない・・・ということもしばしばでした。

こんなふうに、皆に愛されたキャンディですが、重度心不全の進行に勝てず、土曜日の朝、天国に旅立ちました。

今までキャンディを可愛がってくださった皆様、本当に有難うございました。

2010.2.23 EL FARO 院長 山本剛和