■■熱冷まし用シートで窒息事故、注意呼び掛け


共同通信(2004/7/29)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040729-00000088-kyodo-soci

以下、引用

 北海道で4月下旬、生後4カ月だった男児の額に張った熱冷まし用のジェル状冷却シートがずれて鼻や口をふさぎ、男児が窒息状態となって脳に重い障害が残る事故があったことが29日、国民生活センターの調査で分かった。
(以下省略)


《コメント》

 どこの薬局にでも普通においてある「熱さまし用シート」ですが、実はこれをおでこに貼り付けても熱は下がりません。体温を効率よく下げるためには、脇の下や首の付け根、磯鶏部などの、「太い血管が皮膚の近くに走っている場所」を、濡れたタオルなどで冷やすのがよいのですが、そもそも額には太い血管が走行していないので、ここを冷やしてもあまり意味はないのです。これは「熱さまし用シート」に限ったことではなく、昔から日本で使用されている「氷嚢」とか、「氷枕」でも同じことなのです。

 でも、熱があるときは確かに「頭を冷やす」と気持ちがいいものです。不快でないのなら、額を冷やすことは「悪いこと」ではないでしょう。しかし、粘着タイプのシートは、自力でこれを剥がすことの出来ない幼児には非常に危険である、ということを、特に幼い子供を持つ親は覚えておくべきでしょう。そうでなくても、身の回りには「危険なもの」が溢れているのです。

 ちなみに「国民生活センター」では、このような注意喚起を呼びかけています。


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